黒御影石の最高峰、スウェーデン産ファイングレインの墓標型のお墓。都立多磨霊園
東京全域で、お墓のお仕事をさせていただいています石誠メモリアルサポートの松本です。多磨霊園で建立させていただいた、最高峰の黒御影石スウェーデン産ファイングレインの墓標型のお墓をご紹介いたします。
多磨霊園 スウェーデン産ファイングレイン・インド産アーバングレー
多磨霊園にお墓を建立予定のお客様からご問い合わせをいただきました。離れてお住まいのご両親様がお墓作りを進めておられて、色々な石材店の話を聞きたいとのことで、弊社にはその息子様がご連絡くださいました。お話を伺って、まずは図面を作成してご提案させていただきました。
ご提案した図面です。周りにすでにお墓が建っている区画で、和型でも洋型でもない和洋折衷のようなデザインをご希望でしたので、高さのあるいわゆる「墓標型」のタイプをご提案しました。背の高い和型のお墓にも劣らない存在感もあります。踏み石には桜の花をあしらいました。こちらを気に入っていただいて、弊社でお墓を建立させていただくことになりました。
完成したお墓です。棹石の形が縦に長く高さがある、墓標型のお墓です。高さのある和型墓石と、デザイン性の高く安定感のある洋型墓石の両方の良さを兼ね備えています。使用した石は、黒御影石の中でも最高峰と言われるスウェーデン産のファイングレインです。
棹石の両端はこのような立体的なデザインです。一本ものの石を贅沢に加工しています。ファイングレインは、きめ細かい石目も美しく、採れる量も少ないため希少性も高いものです。光沢もとても美しいですね。
花立・香炉は、墓標型のデザインにあうように、前面に丸みを持たせています。全体的な統一感を大切にしました。角は面取りをして、柔らかく上品かつ、高級感のある仕上がりです。
右手に墓誌を設置しました。こちらもファイングレインで、墓石の雰囲気にあわせたデザインです。墓誌版の角の加工、側面やの台座の丸みなど、一般的な墓誌のデザインとは一線を画しています。細かい文字は色を入れていませんが、ファイングレインの深い黒さでくっきりと見えます。文字映えのする石です。
特殊な加工をした角の部分です。きれいな石目と、艶やかなようすがよく分かります。
外柵にはインド産のアーバングレーを使用しました。袖石にも丸みのある加工をしています。踏み石部分は桜の花が舞い散るようなデザインで、すべり止めの効果もあります。お墓のイメージにもぴったりです。
総御影石製の塔婆立です。雲のような形が仏教的でもあり、お墓との統一感も感じられます。後方から見てもボリューム感のあるお墓です。限られたスペースでも最大限に我が家らしいお墓にしたいというお気持ちをお持ちでしたので、存在感のあるこのデザインを気に入っていただけたのではないかと思います。
ご両親様のお墓作りを支えておられた息子様からは、とにかくお父様のご希望を叶えたいと伺っておりました。ご両親様のご自宅にも何度かお伺いして、お墓の詳細をご説明させていただき、完成時には車いすのお父様をご自宅までお迎えにあがって、お墓までご案内させていただいたことも思い出に残っています。皆様でお墓作りに取り組まれていた素敵なご家族様でした。数ある石材店の中から弊社にお声かけいただき、信頼してお任せいただきましたこと、大変ありがたく思っております。弊社でお手伝いできることでしたら、またいつでもお声かけくださいませ。
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