多磨霊園にて、こだわりのインド産マハマブルーのお墓を建立

こんにちは。東京全域で、お墓のお仕事をさせていただいています石誠メモリアルサポートの松本です。多磨霊園にて、割肌加工など細部までこだわったインド産マハマブルーのお墓を建立させていただきました!

 

多磨霊園 新規建墓  石種:オールマハマブルー(インド)

 

ホームページをご覧になったお客様から、多磨霊園でのお墓の新規建立をご依頼いただきました。ご主人様を亡くされた奥様と息子様でお越しくださいました。

 

こちらが取得されていた墓地です。8㎡の墓地を分割した、2㎡弱の広さです。現地でお会いして、周りのお墓や当社の施工例を見ながらお話を伺いながらお話を伺いました。キリスト教のお墓でしたので、外国人区画の方にもご案内しました。

 

こちらが最終図面です。今回のお墓作りは、建築関係のお仕事をされているお二人の娘様もご一緒にお墓作りに加わってくださって、そのアドバイスも受けながら、ご自身もクリスチャンであるお母様が中心となって進みました。石種は、石見本や施工例をご覧になって、インド産のマハマブルーという石を気に入っていただきました。棹石や台座の側面は、「自然石風の割肌にしたい」とご希望いただき、この図面に至るまでに何度も修正を重ね、工事をお任せいただけることになりました。

 

工事の様子です。まずは基礎工事です。床彫りして地盤を固め、型枠を組んで配筋し、コンクリートを流し込む準備をしました。

 

コンクリートを打設して、養生期間に入ります。しっかりと固まったら基礎が完成です。

 

基礎が完成しました。奥の穴は納骨室の下の水抜きで、土のままにしています。多磨霊園では、お隣の基礎と必ず離しておく決まりがあります。基礎がくっついていると、もし将来どちらかのお墓を取り壊したりする場合に不具合が出てしまうこともあります。

 

工場でお墓の仮組をしました。この後色々と加工をしますので、中国の工場で製作され入荷した状態を事前に見ていただくため、写真を送ってもらってお客様に見ていただきました。紫色の部分は石の表面を磨いた状態になっているところで、白くなっている部分は自然石風の割肌加工をしたところです。

 

完成です! 彫刻は白色を入れて仕上げました。

 

十字架の位置などもとても細かく調整いたしました。台座手前の穴は、花筒を入れるところです。インド産のマハマブルーは、青と赤が微妙に混ざり合ったような不思議な色合いの石で、とても個性的なお墓にすることができます。光の当たり具合によって色合いが違って感じる、どこか神秘的な石です。

 

背面には亡くなられた方のお名前や、建立者の方のお名前を彫刻しています。すべて西暦表記としています。

 

納骨室の入り口部分には、聖書にある御言葉を彫刻しました。拝石の奥は、割肌加工の台座石の前面に少し入り込むようなデザインになっています。拝石の下の納骨室の落とし蓋にも、御言葉を彫刻しています。拝石の下の納骨室の落とし蓋にも、御言葉を彫刻しました。

 

供えられた華やかなお花が、美しい色合いのお墓によく映えています。入口のお参り部分は一枚ものの石でお作りし、少し高く設計しました。

お客様には、完成したお墓をとても気に入っていただけました!  ご納骨も無事に終え、ご家族皆様に大変喜んでいただけました。今回のお墓作りでは、お子様方も色々なご意見を出し合い、図面の完成までにも何度も調整を重ねました。亡くなったお父様のため、ご家族皆様が協力してひとつのお墓を造り上げたということに、皆様感慨深いご様子でした。ご家族皆様にとって、とても思い入れのあるお墓になったのではないかと思います。このたびは当社にお墓の建立をお任せいただきまして、ありがとうございました。どうぞこれからも皆様で仲良く、末永くお参りくださいませ。